フィギュアことはじめ

フィギュアのおにいさんの技術アーカイブ

応用4ボックス攻略方法(★☆☆-7)

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前回までのまとめ

基本3ボックスについては以下で説明しました。そして、修正についても以下で説明しました。今回はそれらをベースに、残りの4ボックスについて説明します。

figure-brothers.com

応用4ボックス

 

見覚えのある7ボックスですね。今日は下の列の4ボックスです。

そもそもこれら「応用4ボックス」は、「基本3ボックス」の組み合わせで表現できるんでした。

ですから、必要な技はもう既に皆さん持っているはずですね。サクッといきますよー。

(全部説明すると大変なので、「対角派生」を軸に説明します。考え方は全部同じですよ。)

例)対角派生

「対角派生」は、「対面派生」と「対面」の合成でした。ですから、上の赤部分に仮想のリア確を描きます。

左がスタートから仮想リア確までの「対面派生」、右が仮想リア確からゴールまでの「対面」です。初期的には、仮想リア確に入れて練習してもいいですね。(点線は後退を意味します。フィギュア界での暗黙のお作法です。)

ただし、タイムを出そうと思ったら無駄な手は省く必要があります。そこで、重複している、あるいは似ている動きをしている部分を消去します。

上の動きで似ている部分をマーキングしてみましょう。

いずれも、左下の〇部分をエグる動きがあります。左側の「対面派生」では、2手目のエグりとして、右側の「対面」では初手のエグりとして、それぞれ左下を狙っています。ですから、車の位置は少し違いますが、左下を狙いにいく、という意味ではほぼ同じと言えます。

従って、この重複を合体します。言葉を変えれば、左側の「対面対面派生」では、黄色線以降のリア確に入れる動きをカット、右側の「対面」では、黄色線より前の、スタートからエグりまでをカットします。

するとこうなります。

「対面派生」をベースに、左下のエグり以降、「対面」の動き(緑色)をしています。これで合成は完了です。

 

残りの3ボックスについては、是非考えてみてください。(文字化が面倒くさくなったともいう。)

どうしても分からない方は、下に参考動画を貼っておきますので、ご参考にどうぞ。

(上手くないのはご容赦を・・・)

 

お助け動画

④対角派生

⑤平行移動派生

⑥平行移動

youtu.be

⑦対角

youtu.be